殺処分される犬を減らしたい!ワンだふるファミリーになりました

殺処分される犬を減らしたい!ワンだふるファミリーになりました

2017年6月17日 diary

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いつもクトゥルフWEBダイスをご利用いただきありがとうございます!
管理人のいのりです。

クトゥルフWEBダイスを立ち上げると同時にアフィリエイトも始めさせていただいておりました。
初めはサーバー維持費の足しになればいいな、くらいに思っていたのですが、有り難いことに想定以上の広告収入をいただき……!
ありがたいと同時に、なんか申し訳ない気持ちになってきたので、広告収入の一部をボランティア団体様に寄付させていただくことにしました。

子犬たち
(UNSPLUSH様より)

ボランティア団体といっても沢山の団体様がありますが、クトゥルフWEBダイスからは、私が特に関心を持っている「捨てられた犬たちを保健所(動物愛護センター)から救い出し、犬の殺処分を減らす」ために活動をしている団体様に寄付をすることに致しましたのでご報告いたします。

この機会にぜひ、現代日本で犬たちを取り巻く現状を知っていただきたく、この記事を書いています。
当サイトをご利用いただいている皆さまのお陰で救える命があることをお話ししますので、ご興味があれば是非お付き合い下さい!
 

殺処分される犬を減らしたい!ワンだふるファミリーになりました

捨てられたペット達の行方

私がこの問題に関心を持つようになった切欠は、私が幼稚園から大学生になるまで飼っていた犬、ポチの母犬の最期です。

ポチはご覧の通り、めっっっちゃかわいい雑種犬でした(親バカです)。

ポチ

ポチは、母が勤めていた職場の近くに住み着いていた野良犬が生んだ子犬でした。
他の兄弟犬に比べて身体が小さく、兄弟犬に苛められていたのを可哀想に思った私の母が拾ってきて、うちの子になりました。
死ぬほど可愛い子犬だったので、一目で気に入った私が「ポチ」という名前を付けました(当時幼稚園児だったので、ネーミングセンスは皆無です)。
ポチは初めて家に来た日、夕食の時間頃には靴下をおもちゃにしたりして元気よく遊んでいたのに、夜になると母犬を恋しがって一晩中悲しそうに鳴いていました。
ポチが可哀想で、ポチを入れていたダンボールを心配しながら眺めていましたが、鳴き疲れたのかクンクン鳴く声がだんだん小さくなっていって、こてんと眠った時の安堵感は忘れられません。

可愛いポチが家族の一員になるまで、そう時間はかかりませんでした。
引っ越したばかりだったので、私はポチの可愛さを武器に、近所の子供たちと友達になったのを覚えています。

ほかの兄弟犬たちも母の勤め先の人たちに貰われていったのですが、母犬のジミーだけは貰い手が見つからず、野良犬のままでした。
ポチを連れて、ジミーに会いに行ったことが何度かあります。
ポチは兄弟犬に虐められていたせいもあり、犬も人も怖がって吠える犬でしたが、母犬のジミーには尻尾をふって懐いていた記憶があります。
ジミーはダルメシアンのような白黒のぶち犬で、怖がりだったポチと違ってとても大人しく、幼稚園児のクソガキだった私が無遠慮に触っても、大人しく触られているような優しい犬だったのを覚えています。
リードに繋がれた子犬のポチと歩幅をあわせて一緒にゆっくり散歩してくれるような、賢くてやさしい犬でした。
今思うと、生粋の野良犬ではなく、心ない人に捨てられた元飼い犬だったのかもしれません。

ジミーに似た子
(UNSPLUSH様より)

ある日を境に、母の職場の近くでジミーを見かけなくなりました。
私はまだ幼かったポチを母犬であるジミーに会わせてあげたかったので、母に「ジミーはどこに行ったの?」と聞きました。
母は「保健所に連れていかれたよ」と言いました。
小学校に上がったばかりの私は「保健所」という言葉を知らなかったので、母が教えてくれました。
その話は、あまりに衝撃的なものでした。

野良犬は、病気を持っていたり、人を襲う可能性があるので、保健所が捕獲します。
あるいは、飼えなくなったと言って、犬を保健所に連れて行く人も沢山いるそうです。
そうやって保健所に連れて行かれた犬たちは、1週間ほどの猶予期間の間に新しい飼い主が見つからなければ、処分殺されてしまうのだそうです。
(小学校中学年に上がってから調べたところ、犬たちは狭い箱のような機関に押し込められ、炭酸ガスで窒息死させられることを知りました。犬は狂犬病を持っている可能性があるため、野犬を野放しにしておくわけには行かないし、かといって施設ですべての犬を飼育する予算も人手も場所もないので、処分するしかないのだそうです。)
あんなに優しい犬だったのに。何も悪いことをしていないジミーが、引き取り手が見つからなかっただけで、殺されてしまったのです。

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(UNSPLUSH様より)

また、本当にショックなのは、ジミーのような捨てられたり、保健所に持ち込まれたりして殺される犬猫が、いまだに年間10万頭以上もいることです。
1年間に10万頭もの犬や猫たちが、「大きくなって可愛くなくなった」「吠えてうるさい」「引っ越すから飼えなくなる」といった人間たちの勝手な都合で捨てられ、ガス室に送られて殺されていくのです。

小学校に入ったばかりの私にはあまりにもショックが大きすぎて、今でもあのやるせなさを覚えています。
あの日私は、将来私が大人になって犬を飼う時が来たら、絶対に保健所から犬を引き取ろうと心に決めました。
きっと私は、犬が飼いたいというよりも、ジミーを飼いたいんですよね……。
出来ることならタイムスリップしてジミーが殺処分される前に引き取って、ポチと一緒に飼いたい人生だった……何も出来なくてごめんね。゚(゚´Д`゚)゚。
せめてもの罪滅ぼしで、ジミーのような可哀想な犬を一匹でも減らしたいんですね。

そういうわけで、「広告収入を寄付金に使おう」と思って真っ先に思い浮かんだのは、アニマルシェルターへの寄付でした。

 

アニマルシェルターとは

アニマルシェルターとは、捨てられて保健所に収容された犬や猫たちを、殺処分前に引き取って、次の飼い主が見つかるまでの世話をしたり、里親募集や譲渡活動を行う非営利団体です。
その細かな活動内容は団体さんによって異なりますが、基本的には犬や猫の殺処分を少しでも減らし、少しでも不幸な犬や猫を助けようという活動をされています。
引き取られた犬たちが病気を持っている場合はその治療を施したり、これ以上不幸な犬や猫を増やさないための避妊手術なども、アニマルシェルターさんの役目です。

 
実際にその活動を見てみたくて、社会人なりたての頃に大阪府能勢町のアニマルシェルターハッピーハウスさんの見学イベントに参加したことがあります。
10年ほど前の写真なので、今とは設備が異なるかもしれませんが、保健所から助けられたたくさんの犬たちが新しい飼い主たちを待っていました。

ハッピーハウス02

こちらは歳を取り過ぎてしまったなどの理由で、譲渡先が見つかりにくいため、施設で余生をすごすことになった犬たちの犬舎です(老人ホームならぬ老犬ホームですね)。
自分用のタイヤベッドで気持ちよさそうにお昼寝をしていました!

ハッピーハウス01

写真が見つからないのですが、たくさんの犬舎が並ぶ大きな敷地の中央にはとても広いドッグランがあり、イベントのない時はそこで犬たちが走り回って遊んでいるようでした。
(この日はイベントの出店などが並んでいたように記憶しております)

子犬たちの譲渡イベントもあわせて開催されており、可愛い子犬たちとふれあうことが出来ました。

ハッピーハウス03

ハッピーハウス04

こんなに可愛い子犬たちも捨てられてしまったんですね……。
施設ではたくさんのスタッフさんたちが、1日500頭以上の犬や猫たちのための食事を用意したり、犬舎の清掃をしたり、イベントの運営をしたりと汗を流されていました。
また、施設では犬のしつけ教室も開催されていて、「言うことを聞かないから」と捨てる前に、言うことをきくように訓練をしてずっと一緒に暮らせるようにする支援活動も行われているようです。

 
保護猫のための活動では、「保護猫カフェ」といって、保健所(動物愛護センター)から引き取られた猫たちだけで運営している猫カフェがあります。
大規模なシェルターが必要になる犬とは違い、保護猫カフェは街中にあって、気軽に遊びに行って寄付できるところが多いです!

こちらは東京は大塚にある保護猫カフェキャットガーディアン 大塚シェルターさんです。
JR大塚駅から徒歩5分という、とても行きやすい立地にあり、私も何度か遊びに行かせていただいたことがあります。

開放的な猫カフェスペースでは、猫と一緒に本を読むことが出来ます!

キャットガーディアン01

キャットガーディアン02

また、譲渡を待っている猫ちゃんたちのお部屋も見学でき、希望すれば里親になることが出来ます。
どのお部屋でも、スタッフさんたち(ボランティアさん?)が懸命に猫ちゃんたちのお世話をされているのが印象的でした。

キャットガーディアン03

猫グッズの販売も行われており、こちらの売り上げはシェルターの運営費用に使われるそうです。

キャットガーディアン04

また、カフェ内にはシェルターの活動内容が掲示されていました。
とても大変なお仕事を、ボランティアの方々がして下さっています。本当に頭が下がります。

キャットガーディアン05

「保護猫カフェ 東京」などで検索すると、結構たくさん見つかるかと思います。
恵まれない猫ちゃんたちの力になりたい方は、ぜひ保護猫カフェに遊びに行ってみてください!

 

ピースわんこジャパンに寄付します

今回、クトゥルフWEBダイスの広告収入を使って寄付をしようと決めたのは、広島で犬の殺処分ゼロを目指し、保護犬を訓練して災害救助犬やセラピー犬を育成したり、里親を探す活動をしているピースワンコ・ジャパンさんです。
広島土砂災害の時に行方不明者を1人発見した救助犬「夢之丞」くんを育成した団体さんですね!

広島の上石高原に大きなドッグシェルターを持ち、広島のほかに東京をはじめとした関東に譲渡センターを持っています。
ピースワンコ・ジャパンさまの詳しい活動についてはこちらをご覧ください!
今までもWEB広告などで見かけるたびに少額ずつ寄付してきたのですが、この機会に月額寄付をはじめることにしました!

 

アレックスくんのワンだふるファミリーになりました!

ピースワンコ・ジャパンさんには様々な寄付や支援の方法が用意されています。
今回選んだのは、犬の保護活動をしている団体さんの中でもユニークな「ワンだふるファミリー」という制度です!

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保健所から保護されたものの、高齢だったり病気を持っていたりして、里親の見つからない犬たちがいます。
そんな犬たちを、ピースワンコ・ジャパンさんが終生お世話するために、「犬の家族」になって遠方から支援するという制度がこのワンダふるファミリーです。
家族になりたい犬を選び、1口月額3000円からの寄付を行い、犬の生活費や保護犬たちのための活動を支援できます。

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ファミリーになると、支援犬の家族になった「ファミリー証明書」がもらえたり、支援犬のくらしの様子をブログで知らせてもらえたり、支援犬に会いに行けるイベントに参加する権利がもらえます!
好きなワンちゃんの家族になった気持ちで支援できるのがとても素敵な制度ですね。

ワンだふるファミリーの詳細はこちらからご覧ください!
http://peace-winds.org/pw/wfamily/

さてこの度、私はアレックスくんの「ワンだふるファミリー」になることにいたしました!

アレックス

アレックスくん、角度によってはどことなく、うちのポチに似ているんですよね~。
他犬事とは思えず、この写真を一目みた瞬間に決めました。
この子のファミリーになろう! と!

ポチとアレックスくん

いや~~~~もう、ポチもアレックスくんもめちゃくちゃ可愛い……笑
そういうわけで、先月ワンだふるファミリーになるための申し込みをしたのですが、先日ようやくファミリー証明書が届きました!
これで、晴れて私もアレックスくんの一口里親です!!

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支援ファミリー向けのブログも教えてもらいました!
月に2回ほど、こんな感じの支援犬の状況を知らせるブログを読むことが出来ます。
私も会いにいったら甘えてくれるかな~! かわいいですね~! いつか会いに行きたいなあ……

保護犬ブログ

 
 
こんな感じで、クトゥルフWEBダイスの広告収入から保護犬たちへの支援金を寄付させていただくことになりました!
皆さまにご愛用いただけたお陰です! ありがとうございます!
これからも、広告収入をもと元に何かしら社会の役に立つことをしていけたらな~と思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

また、こちらの記事で保護犬や保護猫の支援にご興味を持たれた方は、今はユニークな寄付の仕方がたくさんありますので、ぜひ少しでも寄付などの支援をしていただけましたら幸いです。
1匹でも、殺処分される犬や猫が減りますように……!

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